メインイメージ

乳酸菌でむくみ予防

腸内環境の悪化がむくみを引き起こす

むくみとは

女性の多くが感じる不快なむくみは病気ではなく、血行不良によって引き起こされる体の不調です。長時間同じ姿勢で過ごすデスクワークの方や立ちっぱなしで家事を行う主婦の方は体がむくみやすいと言われています。
「夜になると脚がむくんで辛い」「顔がパンパンになる」このようなむくみの症状を医学的には「浮腫」と言います。
血液の循環が滞ることで血管やリンパ管の外に血液中から水分が染み出し、それによって筋肉や皮膚の隙間に水分が溜まることで引き起こされます。

むくみは脚、手や腕、顔によく起こります。血行不良によって血管から血液が戻りづらくなるため、心臓から遠い部位がむくんでしまうのです。

むくみの原因は運動不足と腸内環境の悪化

詳細を読む

むくみの原因としてまず挙げられるのが運動不足です。立ち仕事や同じ姿勢で過ごす時間が長い方は血流が悪くなるのを防ぐ目的で、休憩時間に体操やストレッチをして体を動かすことで血行を促進する必要があります。

もう一つ考えられる原因は腸内環境の悪化です。慢性的な便秘やぽっこりお腹で悩んでいる方はむくみが起こりやすいと言われています。
悪玉菌の増殖によって腸内環境が悪化すると便秘が引き起こされます。すると腸の血流やリンパが滞るようになり、全身のむくみや冷えの原因になります。

お腹に水分が溜まる腸むくみ

詳細を読む

むくみが発生するのは顔や脚だけではありません。近年になり注目されているのが腸に水分が溜まる「腸むくみ(むくみ腸)」です。腸は目で確認することができないため、「腸がむくむ」と聞いても半信半疑に感じる方も多いでしょう。
腸むくみとはいったいどのような状態なのでしょうか?

食事で摂った食べ物はまず胃で消化されて小腸に送られます。小腸は食べ物から栄養分を吸収する役割を担っていて、残った水分と老廃物は大腸へと送られて適度に水分が吸収されて便が形成されます。
大腸の粘膜内側には血管やリンパ管が通っています。脚や顔のむくみと同じように血液の循環が悪くなると、血管やリンパ感が腸内の余分な水分をスムーズに吸収することができなくなります。それによって腸内の細胞間に水分が溜まってしまうと腸管全体がむくんでしまいます。
腸むくみを放置すると便秘やお腹の張りといったさまざまな不調が引き起こされます。腸むくみは腸内環境を整えて大腸の働きを活性化することで改善することができます。

腸むくみが引き起こす体の不調

お通じの乱れと便秘

詳細を読む

腸むくみはお通じと深く関係しています。水分が大腸に溜まることで食べ物を動かしながら排出していくぜん動運動が弱くなり、その結果としてお通じが乱れて便が大腸に溜まってしまいます。
ただでさえ水分によって大腸が狭くなっている状態で、便がスムーズに排出されずに溜まっていくと、さらに腸がむくみやすくなり悪循環に陥ります。
腸のむくみは目で見えませんが、便通が乱れている、おならが臭い、腹部に膨張感を感じている方は腸むくみの可能性があります。腸がむくむと慢性的な便秘に繋がりやすいため注意が必要です。

太りやすくなる

腸むくみは悪玉菌の増殖を促す

詳細を読む

腸むくみによって便が大腸に留まる時間が長くなると悪玉菌が増殖しやすくなります。悪玉菌は脂質やたんぱく質をエサに増殖する性質がありますが、小腸で体に必要な栄養を吸収し残った老廃物にもたんぱく質や脂質が含まれています。
これらは体にとって余分なために残された栄養素です。正常なお通じによって便として排出されていけば悪玉菌の増殖には繋がりませんが、便通の乱れによって大腸に長く留まると悪玉菌のエサとなり増殖を促してしまいます。

悪玉菌の影響で基礎代謝が低下する

詳細を読む

悪玉菌が増殖すると便を腐敗させてアンモニアや硫化水素、インドールやスカトールといった毒素を作り出し腸に溜め込んでしまいます。
これらの毒素は腸内をアルカリ性に変えてしまうため、弱酸性の環境を好む善玉菌の活動を停滞させてしまいます。それによってさらに悪玉菌が活発になり腸全体の機能を低下させてしまいます。

こうなると消化機能そのものが正常に働かなくなり、食べ物に含まれる糖分や脂質の分解が効率良く出来なくなります。それによって分解できなかった糖質や脂質がそのまま腸から吸収されて、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられて太ってしまいます。
普通に食事をしていても余分な糖質や脂質が吸収されてしまい、エネルギーとして消費されることなく脂肪として蓄積されるため、基礎代謝が低下してしまいます。これではいくら食事制限や運動を行っても効果が半減してしまいます。

お腹の張り

詳細を読む

大腸に水分が溜まるとそれ自体が重さとなって、腹部の膨張感に繋がります。むくみによって便秘が引き起こされると、さらに腸がむくんで水分がどんどん溜まっていきます。
溜まった水分の重さが増すと、腸が下へと膨らんでお腹が垂れ下がっていきます。太ったわけでもないのにお腹が出てしまうのは腸のむくみによるお腹の張りが原因です。
また便秘によって悪玉菌が増殖すると、アンモニアや硫化水素などの毒素が作られ腸に溜まってしまいます。いわゆる「ぽっこりお腹」と呼ばれる腸にガスが溜まった状態です。

免疫力の低下

詳細を読む

体内に侵入してきたウイルスや細菌などの病原体から体を守っているのが免疫細胞です。腸には体全体の免疫細胞の約7割が集中しています。
腸内環境の悪化は腸の免疫細胞の働きを停滞させてしまい免疫力の低下に繋がります。それによって風邪やインフルエンザにかかりやすくなり、花粉症や通年性アレルギー性鼻炎などのアレルギーに罹りやすくなります。

体臭がきつくなる

詳細を読む

腸のむくみによって便秘が引き起こされ悪玉菌が増殖すると大腸に毒素が溜まっていきます。それらはやがて腸壁から吸収されて血流に乗って全身に行き渡ります。
やがて皮下組織に張り巡らされた血管に毒素が到達すると、古い細胞と新しい細胞が入れ替わるターンオーバーによって少しずつ表皮へと押し上げられていきます。
そして汗と一緒に毒素が排出されることで体臭をきつくしてしまいます。また腸むくみによって便秘が引き起こされ悪玉菌が増殖するとおならの臭いがきつくなります。

体がむくむ

詳細を読む

腸のむくみは顔や脚などのむくみにも繋がります。むくみは大腸に水分が溜まることで発生しますが、便秘が引き起こされると水分が少ないカチカチの便が大腸に溜まっていきます。
それによって腸内に溜まった水分が少しずつ腸壁から吸収されて、血液に溶け込んで全身に運ばれます。すると体の水分バランスが乱れて、顔や脚のむくみを引き起こします。

乳酸菌でむくみ予防

体のむくみと腸のむくみ、どちらも腸内環境の悪化が原因の一つです。むくみを予防するためには運動やマッサージによる血行不良の改善だけではなく、腸内環境を整える必要があります。

乳酸菌で腸内環境を整える

そこで期待したいのが乳酸菌です。優れた整腸作用が期待できる乳酸菌は腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌を抑制することで腸内環境を整えてくれます。
死滅した菌であっても善玉菌のエサとなることで一定の整腸作用が期待できますが、腸内環境を変えるためには乳酸菌を生きたまま腸に届けたいところです。
生きた乳酸菌は腸内で乳酸や酢酸などの有機酸を大量に生成して、腸内環境を悪玉菌が好むアルカリ性から善玉菌が好む弱酸性に変えてくれます。
腸内環境が整うことでぜん動運動が活発になり便秘が解消されます。さらに食べ物の消化吸収がスムーズに行われるようになり、大腸に水分が溜まらなくなり腸むくみを解消してくれます。

むくみ予防にはビフィズス菌がおすすめ

とはいえ乳酸菌と言っても種類がたくさんあり、それぞれ特徴が異なります。
どのような乳酸菌がむくみ予防に効果的なのでしょうか? 乳酸菌は動物性乳酸菌と植物性乳酸菌があり、さらに乳酸桿菌、乳酸球菌、ビフィズス菌に分かれています。

腸むくみの場合は大腸に水分が溜まることで発生するため、大腸で活動するビフィズス菌を摂りましょう。ぜん動運動の発生源である大腸の働きを高めることで便通を促すことができ、便から水分が奪われて腸内に溜まるのを防いでくれます。
一方、乳酸桿菌と乳酸球菌は主に小腸で活動します。胃から送られてきた食べ物から栄養素を取り出す働きをする小腸の働きも重要です。たんぱく質や脂質が分解されずにそのまま大腸に送られると悪玉菌のエサとなってしまいます。

しかし、動物性乳酸菌は酸に弱い性質を持つためその多くは胃酸や胆汁酸で死滅してしまいます。これでは生きて腸まで届けることは困難です。
そこで酸に強い性質を持つ植物性乳酸菌や、動物性乳酸菌の中でも消化液に対して強い耐性を持つBB536株、Bb-12株、HN019株といったビフィズス菌を選びましょう。

下剤に頼らない生活で腸むくみを予防する

詳細を読む

慢性的な便秘で悩んでいる方の多くは下剤に依存しがちです。カチカチの便が腸内に溜まり続けるとさらに症状が悪化してしまうため、どうしても下剤を使いたくなってしまいます。
下剤は腸を刺激することで便通を促しますが、あまりに下剤を多用すると腸の機能を停滞させ、ぜん動運動がさらに弱くなってしまいます。
やがて下剤なしでは排便が困難になってしまい、下剤による副作用で腸の粘膜に炎症が発生して、それによって腸むくみが引き起こされます。そもそも下剤によって無理やり便を出しても、腸内環境を改善しない限りは根本的な解決にはなりません。

乳酸菌を積極的に摂って腸内の善玉菌を増やす、悪玉菌が増殖しやすい肉食中心の食生活を見直す、善玉菌のエサとなる食物繊維とオリゴ糖をたくさん摂ることが有効です。
このような生活を続けることで慢性的な便秘の方であっても、少しずつ下剤の量を減らして自分の力で排便ができるようになります。そして腸むくみが解消されて毎日すっきりと生活できるようになります。

関連記事の一覧